キャンプで焚き火をやってみたいけど
焚き火ってハードルが高そう…
って思っていませんか?
でもそれって
- 道具は何を揃えたらいいかわからない
- 火を扱うのは少し怖い
という疑問や不安があるからなんです。
この記事では、これから焚き火を始める初心者向けに、焚き火に最低限必要な道具と、安全に焚き火を楽しむための注意点をわかりやすく解説します。
この記事で紹介する道具を揃えて注意点を守れば、初心者でも安全に焚き火を始めることができます。
ぜひこの記事を読んで初めての焚き火にチャレンジしてみてください。
- 焚き火に最低限必要な道具がわかる
- 安全に焚き火を楽しむための注意点、マナーがわかる
焚き火に最低限必要な道具
焚き火はいろいろな楽しみ方がありますが、この記事では、薪に火をつけて、炎の揺らぎを純粋に楽しむシンプルな焚き火を前提に説明します。
このシンプルな焚き火なら、次の11の道具があれば十分です。(燃やすものも道具としてカウントします)
| 道具 | 焚き火台 焚き火シート 焚き火グローブ トーチ(マッチ) 火吹き棒 火ばさみ 火消し壺 バケツ |
|---|---|
| 燃やすもの | 薪 着火剤 焚き付け |
それぞれの道具について解説していきます。
焚き火台

焚き火はなんといってもこれが無いと始まりません。
初心者は、まずは一般的なサイズ(30〜40cm)の薪が問題なく入る焚き火台を選びましょう。
小さいサイズの焚き火台だと市販の薪をそのまま入れることができず、薪割りの作業が必要になってきます。
焚き火の難易度が上がってしまいますし、薪割りの道具も必要になってしまいます。
マッシュ最初の一台としておすすめなのはユニフレームの「ファイアグリル」
おすすめの理由としては
- 組み立てが簡単
- コンパクトに収納
- メンテナンスがしやすい
- 価格が安め
- 老舗アウトドアブランドの名品
など、初心者でもとっても扱いやすいからです。
マッシュ私が初めて買った焚き火台も「ファイアグリル」
最近は二次燃焼の焚き火台がメインになっているので、キャンプで使用する機会は減ってきていますが、庭でバーベキューをやるときに活躍してもらっています。
焚き火シート

キャンプサイトが芝生や草だったり、または枯れ葉が落ちていたりする場合には、焚き火シートがあると安心です。
また地面保護のためにも焚き火シートはぜひとも用意しておきましょう。
マッシュ初めはダイソーで売っているものや、Amazonのおすすめ品で十分
焚き火グローブ(革手袋)

次は焚き火グローブです。
安全面を考えると軍手ではなく、初心者の方は焚き火グローブを用意しましょう。
サイズ感や、革の固さがあるので、お近くのアウトドアショップなどで実際に試着することをおすすめします。
マッシュ試着してみよう
お近くに試着できるショップがない場合は、最初はAmazonの安めのグローブでも問題ありません。軍手よりも10倍安全です。
トーチ

着火道具は長いノズルのトーチがおすすめです。
風があっても確実に着火することができます。
マッシュおすすめはSOTOの「スライドガストーチ」
のんびり着火を楽しみたい方にはマッチもおすすめです。
最近は、子どもたちにマッチで着火にチャレンジしてもらっています。
火吹き棒

火吹き棒は、火おこしの際はもちろん、炎が小さくなってしまったときのリカバリーに役立つアイテムです。
うちわより確実に狙った場所にピンポイントで風(酸素)を送り込むことができます。
マッシュダイソー(100円ショップ)で売っている火吹き棒で十分
火ばさみ

火ばさみは、薪の向きや位置を変えたり、新しい薪を足したりするために必要な道具です。
トングタイプやハサミタイプなど、いろいろな火ばさみがありますが、どれがよいか迷ったら初めはAmazonのおすすめ品や最安品で問題ありません。
火消し壺(アッシュキャリー)

就寝前の火消しに欠かせないのが火消し壺やアッシュキャリーです。
燃え残った炭や薪を火消し壺やアッシュキャリーに入れて蓋をすることで、酸素を遮断し、安全に消火させます。
おすすめは
- キャプテンスタッグの「火消し壺」
- ZEN Campsの「アッシュキャリー」
です。
マッシュどちらも愛用しています
燃え残った炭や薪を入れた火消し壺やアッシュキャリーは高温になりますので火傷には注意しましょう。
バケツ

万が一に備え、消火用の水を入れておくバケツも揃えておきましょう。
我が家はオマケでもらったCORONAのバケツ。
燃え残った薪や炭を、バケツの水につけて消火するといった使い方もできます。
燃え残りの薪や炭は完全に消火してからキャンプ場の灰捨て場に捨てましょう。
薪

焚き火に欠かせないのが薪。
薪には大きく分けて2種類あります。
- 針葉樹(スギ・ヒノキなど): 油分を含んでおり火つきが良いが、燃え尽きるのが早い。
- 広葉樹(ナラ・クヌギなど): 火つきは悪いが、一度火がつくと火持ちが良く、長く燃える。
初心者がどちらか一つを選ぶなら、火がつきやすく扱いやすい「針葉樹」をおすすめします。
売店のあるキャンプ場であれば、薪を販売しているので現地調達できます。
ただし、売り切れや売店がない場合に備え、事前にホームセンターなどで購入しておくと安心です。
着火剤

着火剤があると初心者でも簡単に火をおこすことができます。
まずは無理をせず着火剤を用意しましょう。
いろいろ使ってきましたが、最近使っているのがweberの「LITHTER CUBES」です。
化学成分を使用しておらず、嫌なニオイがしません。
着火性もよく、火持ちもよいので、焚き付けと合わせて使用することで初心者でも簡単に火起こしができます。
焚き付け

着火剤の上に太い薪を置いても、なかなか火はつきません。
ではどうするかというと、「焚き付け」と呼ばれる松ぼっくりや小枝を着火剤の上に置き、焚き付けを使って火おこしをします。
焚き付けが燃え出したら、その上に細めの薪を置いていきます。
焚き付けは、森に囲まれたキャンプ場であれば現地調達できますし、現地調達できない場合は割り箸で代用できます。
安全に焚き火を楽しむための注意点&マナー
ここからは、焚き火を楽しむ上で絶対に守ってほしい注意点とマナーを、ポイント別に詳しく解説します。
| ポイント | 注意点・マナー |
|---|---|
| 事前確認 | 焚き火禁止エリアではやらない 強風時はやらない |
| 服装 | ポリエステルやナイロンといった化学繊維系の服装は避ける ルーズな服装や長いマフラーは注意する |
| 場所選び | 平らな場所を選ぶ 頭上に燃えそうなもの(木の枝や葉っぱ)がないかを確認する テント、車から最低3mは離れる |
| 準備 | 芝生や草などがあれば必ず焚き火シートを敷く 消火用の水を準備する |
| 着火〜焚き火 | 着火時以外は新聞紙や紙は燃やさない ジェル系着火剤の追加は絶対にやらない 火柱が出ている状態で火元を離れない 子どもから目を離さない 火力を強くしすぎない ビニール、ゴミは燃やさない サイレントタイムを守る |
| 消火・後片付け | 就寝前に必ず消火を確認する 水をかけて消火しない |
ポイント別に注意点を解説します。
事前確認

焚き火が可能かどうかの確認
焚き火禁止エリアでは絶対に焚き火はやらないようにしましょう。
強風時は焚き火は中止する
強風時の焚き火は大変危険です。
焚き火を楽しみたい気持ちをグッと堪え、安全を最優先してください。
火事を起こしてしまってからでは後悔しても遅いです。
大自然を満喫できることで人気のキャンプ場「ほったらかしキャンプ場」(山梨県山梨市矢坪)の敷地内で3月18日未明、山火事が発生。通報を受けた消防が出動し、約1時間半後に鎮火した。キャンパーが消しそびれた、たき火の燃え残りが強風にあおられ、枯れ草に燃え広がったらしい。
引用:集英社オンライン
ほったらかしキャンプ場の火事についてもっと知りたい方はコチラ。
服装選び

焚き火では火の粉が飛んできます。
ポリエステルやナイロンといった化学繊維系の服装は避けるようにしましょう。
難燃ウェアがあるとベターですが、価格も高いので初めは綿やデニムといった服装がおすすめです。
難燃ウェアに比べると難燃性は劣りますが、綿やデニムも燃えにくい素材です。
また、ルーズな服装や長いマフラーは無意識に火に近づいてしまい、着火する恐れがあるので焚き火での着用は避けましょう。
場所選び

- 平らな場所
- 頭上に燃えそうなものが無い場所
- 車、テントから少なくとも3m以上離れる
準備

火の粉や燃えカスがサイト内の芝生や、草、葉っぱなどに引火する危険があるので、必ず焚き火シートを敷いて引火を防止するようにしましょう。
焚き火シートの使用を義務付けているキャンプ場もあるので、事前に確認しましょう。
キャンプ場によってはレンタルもしているので、忘れてしまった場合はレンタル品を借りて使用しましょう。
着火時の注意点
軽い燃料物には注意
着火時以外、新聞紙や紙は使用しないようにしましょう。
軽い燃料物は風や、焚き火の上昇気流で飛んでいく可能性があるので、薪に火がついたあとの投入はやめましょう。
ジェル系着火剤には注意
ジェル系の着火剤は必ず点火前に使用し、点火後の継ぎ足しは大変危険ですので絶対にやめましょう。
焚き火中の注意点
あたりまえですが、注意すべき点が一番多いのは焚き火中です。
火元を離れない
火柱が立っている状態で火元から離れないようにしましょう。
ソロキャンプで、どうしても火元を離れる場合(トイレ)は、炎が落ち着いたことを確認した上で短時間で戻るようにしましょう。
子どもから目を離さない
子どもと一緒に焚き火をやる際は、火の危険性を教えた上で、子どもから目を離さないようにしましょう。
火力を強くしすぎない
焚き火の経験が浅いうちは、火力をあまり強くしすぎないように注意しましょう。
火力を強くしすぎると火の粉が遠くまで飛んでしまい、トラブルの原因にもなりかねないです。
ビニール、ゴミは燃やさない
ビニールやプラスチックゴミを燃やすのはマナー違反です。
有害物質が出て嫌なニオイが発生してしまい、周りに迷惑をかけてしまいます。
焚き火台にこびりついて取れなくなることもあるので、ビニールやゴミは燃やさないようにしましょう。
足元は明るくする

焚き火台の周辺でなにかにつまずき、万が一、焚き火台に突っ込んだりでもしたら大惨事になってしまいます。
足元は明るくし、つまずくことがないようにしましょう。
サイレントタイムを守る
焚き火をすると時間を忘れ、いつまでも炎を楽しみたくなります。
しかしサイレントタイムになったら、会話などの音はもちろん、焚き火の灯りも抑えるようにしましょう。
キャンプ場にいるのはあなた一人ではありません。
みんながキャンプを楽しめるよう、決められたルールは必ず守りましょう。
就寝前に消火・後片付け

就寝前に必ず消火を確認するようにしましょう。
薪や炭は消えたように見えても、中心部(芯)がまだ燃えていたりします。
万が一、夜中に焚き火台が倒れたりすると、火災を引き起こす可能性もあります。
なので、燃え残りの薪や炭は必ず火消し壺に入れるか、指定の炭捨て場に捨てるなどして、焚き火台を空にしてから就寝しましょう。
焚き火台の炭や薪に直接水をかけて消火するのは、高温の蒸気が発生して火傷の危険があるほか、急激な温度変化で焚き火台が変形・破損する原因になるのでやめましょう。
消灯時間の2時間前になったら新しい薪(太い広葉樹)は入れないようにした方がよいです。

まとめ
今回は、初心者向けに、焚き火に必要な道具と安全に楽しむための焚き火の注意点を解説しました。
「焚き火はハードルが高い」と不安に感じていた方も、こうして道具と注意点・マナーを確認してみると、意外とシンプルだと思いませんか?
最初から難しい薪割りをしたり、凝った料理を作ったりする必要はありません。
まずは今回紹介した道具を揃えて、ただ薪をくべ、ボーッと炎を眺めるだけで十分楽しめます。
パチパチと薪が爆ぜる音や、炎のゆらぎは、日常では味わえない最高の癒やしになりますよ。
ぜひ次のキャンプでは、不安をワクワクに変えて、あなただけの贅沢な焚き火タイムを体験してみてください。

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